近年、人気のディズニー映画がどんどんと実写化されています。
ディズニープリンセスが登場する「シンデレラ」や「美女と野獣」、ディズニーヴィランズが主役の「マレフィセント」等など、様々な映画が実写化されています。
これから実写化される、ディズニー映画「アラジン」も不屈の名作です。
では、ディズニー映画「アラジン」に登場する、イアーゴをご存知ですか?
そんな名前のキャラクターいたかなと思う方も多いかもしれません。
今回はディズニー映画「アラジン」に登場するイアーゴについて、ご紹介します。
イアーゴの鳥の種類の他に、ジャファーとの関係も詳しくご紹介します。
実写化前に、ぜひディズニー映画「アラジン」をチェックしてください。
イアーゴについて
イアーゴは、ディズニー映画「アラジン」の悪役であるジャファーの相棒のオウムです。
一見ごく普通のオウムですが、実際には流暢に人間の言葉を話すことが出来ます。
人間の言葉を話す鳥といえば、インコもいますが、イアーゴはインコではないのでしょうか。
少しオウムとインコの違いについて、調べてみました。
オウムはオウム科に属する鳥の総称、インコはインコ科に属する鳥の総称のため、根本的に種類が違うそうです。
また鳥の種類によりますが、オウムは体長30〜60cmなので、インコより大きいのが特徴です。
しかし、オウムは群れを形成して生活するので、インコよりも飼育には向いていません。
インコのように人語を話すことのできないオウムも多くいるそうです。
またほとんどのオウムは白や、黒などの単色が多いのに比べると、インコは赤・黄色・青などとても鮮やかでカラフルです。
一番の見分け方は、オウムには冠羽とよばれる飾り羽が頭にあり、インコにはありません。
では、オウムとされているイアーゴを確認してみます。
体はぽっちゃりしていて、ずんぐりむっくりしています。見た目はオウムとそっくりです。
体長も30cmはありませんが、小型の鳥に比べると大きそうです。
続いて、羽の色ですが赤く、しっぽや羽先が青色をしています。
極彩色でカラフルなところはインコ寄りですが、全体的には赤色で単色なので、オウムとも言えそうです。
最後にオウムにあるという冠羽ですが、イアーゴの頭には3本の羽があります。
これが冠羽ということでしょうか。
では、やはりイアーゴはオウムということで間違いなさそうです。
イアーゴはオウムをメインとして、インコや他の鳥の特徴も交えながら作られたキャラクターなのかもしれません。
ジャファーとの関係は?
さて、オウムのイアーゴですが、ジャファーの相棒、ペット兼参謀役でもあります。
人前では普通のオウムの振りをしていますが、裏でジャファーとは意思疎通ができるほど人語を理解し、話すことが出来ます。
非常に口が悪く、毒舌家で逆ギレすることも多々あります。
悪知恵も働き、ジャファーがどうしたら王位につくことができるかと案をめぐらし提案しています。
魔法のランプを手に入れられなかったジャファーに、ジャスミンと結婚して王位につけばいいと提案したのもイアーゴなのです。
また声真似も得意で、様々な人もものまねもしています。
ディズニー映画「アラジン」では魔法のランプを奪うために、ジャスミンの声真似をして、主人公のアラジンをおびきだします。
ジャファーには信頼されており、仲がいいようですが、おしゃべりなため、うるさがられたり、八つ当たりされたりすることもあります。
ディズニーヴィランズには手下や子分がいることが多いですが、イアーゴはジャファーと対等な立場でいるように見えます。
オウムなのに、知恵もあり、悪事の手伝いも積極的に行い、大変優秀です。
手下というより仲間としてジャファーとイアーゴは一緒にいるのではないでしょうか。
イアーゴですが、ディズニー映画「アラジン」で登場するのはもちろん、続編のOVA『アラジン ジャファーの逆襲』、そして完結編であるOVA『アラジン完結編 盗賊王の伝説』にも登場します。
今までディズニー映画「アラジン」のイアーゴについて、ご紹介しましたが、続編でのイアーゴは全く異なる立場になっていくのです。
口が悪く、悪知恵が働き、毒舌家なのは変わりませんが、ジャファーと決別して、アラジン達の味方になっていくのです。
ディズニー映画「アラジン」では、サブキャラクターだったにも関わらず、OVAではもう一人の主人公と言われるほど、大活躍します。
ディズニー映画「アラジン」の続編を見たことがなかった方は、この機会にぜひ見て、イアーゴの活躍を楽しんでください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はディズニー映画「アラジン」に登場するイアーゴについて、ご紹介しました。
悪役ですが、憎めないオウムのキャラクターです。
実写版の「アラジン」では、イアーゴも登場するのでしょうか。
実写化を見る前に、ぜひディズニー映画「アラジン」でイアーゴをチェックしてみてください。