近年、人気の高いディズニーヴィランズ。
ディズニーヴィランズ、ディズニーの悪役というと継母や魔女を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
ディズニープリンセスの悪役は、継母や魔女の場合が多いですが、男性主人公では悪役が男性のことが多いのです。
ピーターパンではフック船長、ヘラクレスではハデスが登場します。
ディズニー映画「アラジン」では、ジャファーがディズニーヴィランズとして登場します。
東京ディズニーランドや東京ディズニーシーのハロウィーンイベントでも登場するジャファーですが、詳しくご存知ですか。
今回はディズニー映画「アラジン」に登場するジャファーについてご紹介します。
ジャファーについて
ジャファーは、ディズニー映画「アラジン」に登場するディズニーヴィランズです。
黒と暗い赤のローブをまとい、赤い羽根飾りのついた黒地に黄色の波型の線がある帽子をかぶった、とても長身で細身の男性です。
アラジン達の住むアグラバーの国務大臣ですが、たいへん邪悪な魔法使いです。
表向きでは、ジャファーは国王サルタンから絶大な信頼を得て、忠臣として行動しています。
しかし、催眠術でサルタンのことを操り、自分の都合のいいように誘導することもあります。
実は、国王サルタンの王位を大臣就任時から狙っています。
そのため、魔法のランプを手に入れて、アグラバーの支配者になることを考えます。
支配者になるために、ジャスミンと結婚することも考えますが、年齢は40代ではないかと予想されます。
親子ほど年も離れているだろうに、私欲のために結婚しようとするとは、悪役とは困ったものです。
そんなジャファーですが、東京ディズニーリゾートのハロウィーンで他のヴィランズと共に登場していました。
マレフィセントや、白雪姫の継母、フック船長たちも登場するパレードやショーは大人気でした。
今までヴィランズがたくさん登場するパレードやショーはなかったので、新しい雰囲気のパレードやショーになっていました。
嫌われ者のヴィランズたちですが、パレードやショーで登場すると、スマートでかっこいい一面を披露してくれます。
ジャファーの結末は?
ディズニー映画「アラジン」での、ジャファーの結末は覚えていますか。
ジャファーはアラジンから魔法のランプを奪い、ジーニーに願いを叶えてもらいます。
1つ目の願い事で、アグラバーの支配者になり、2つ目の願い事で世界一の魔法使いになります。
そして、魔法でアラジンを元の貧しい姿に戻し、雪山へ追放します。
しかし、アラジンは魔法のじゅうたんの力を借りてアグラバーに戻り、ジャファーに戦いを挑みます。
ジャファーは強力な魔法を操り、大蛇に変身してアラジンを巻き殺そうとします。
そこでアラジンは「ジーニーの方がお前なんかよりずっと強い。
本当に世界で一番強いのはジーニーだ」という言葉を受け、最後の願いをジーニーに伝えます。
ジャファーの最後の願いは、ランプの魔人であるジーニーになる事でした。
ジーニーはジャファーの願いを叶えると、ジャファーは最強の力を手に入れます。
しかし、ランプの魔人となったジャファーには自由にできないように鎖がつけられ、ランプに入れられてしまいます。
そう、ランプの魔人は自分の自由で魔法を使うことは出来ないのです。
ジャファーを閉じ込めたランプは、砂漠の彼方へ飛ばされてしまいます。
以上が、ディズニー映画「アラジン」でのジャファーの結末です。
しかし、こちらで終わりではないのです。
ディズニー映画「アラジン」は続編のOVAがあります。
OVA『アラジン ジャファーの逆襲』では、題名通りランプの魔人にされてしまったジャファーがアラジン達に復讐をしてきます。
ディズニー映画「アラジン」しか見たことない方も、ぜひ続編も見てみてください。
また、別の視点からジャファーの結末が見られるポイントをご紹介します。
東京ディズニーシーの中のテーマポート、アラビアンコーストはアグラバーの街並みを再現しています。
その街の中に、ジャファーのお店があります。
しかし、現在は営業をしていません。
ジャファーが悪いやつと知られてしまって、アグラバーの街を追放されているからです。
営業していないジャファーのお店、ぜひ見つけてみてください。
このような細かい演出も、東京ディズニーシーにはたくさんあります。
また別の視点からパークを楽しむのも、面白いですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はディズニー映画「アラジン」のヴィランズ、ジャファーについてご紹介しました。
悪役ですが、憎めないところもあるジャファーを、ぜひ好きになってください。