耳をすませばの告白シーンを解説!青春っぷりがやばい!

「耳をすませば」のラストシーンでは、誠司が雫にプロポーズ。青春してますね。

観ているこちらが赤面するほど、二人の世界に入っています。

 

とにかくラストシーンに行き着くまで、すべて青春真っ盛り、という感じです。

 

窓を開けたら、窓の下に誠司がいて、自転車に二人乗り。

誠司がジャケットを雫に着せるシーンもありますね。これ、大人にはできないです。

 

こんな青春、どう思いますか?雫と誠司の青春物語を見ていきましょう。

 

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雫と誠司の関係

雫は本好きの中学三年生です。

特に物語の本が好きなようですね。

雫が手に取る本の貸し出しカードには、「天沢誠司」という名前がよく書き込まれています。天沢誠司ってどんな人なのだろうと空想する雫です。

友達の夕子に話すくらい気になる人なのです。

 

そんな雫の前に現れた、なんだかいちいち気に障る態度の男の子。

名前も知らないその男の子が、「アトリエ地球屋」の孫で、店主のおじいさんがいない店に入れてもらい、猫の人形バロンを見せてもらいます。

 

男の子がバイオリンを作っている姿に、彼を見直した雫は、バイオリンを弾いてと頼みます。

バイオリンに合わせて歌う雫。

そこに帰ってきたおじいさんと音楽仲間も飛び入りして、みんなで合奏を楽しみます。

 

そこで初めて、男の子が「天沢誠司」だと知った雫ですが、誠司の方は以前から雫のことを知っていて、雫の先回りをして本を読んでいたのでした。

 

いちいち気に障る男の子。

でも彼の真剣な姿を見て、彼に惹かれる女の子。ラブストーリーの王道です。

 

誠司の夢がバイオリン職人になることで、中学校を出たらバイオリン職人になるために海外留学をしたいと思っていること、家族には反対されているけれどおじいさんだけは味方になってくれていることを聞いた雫は、あらためて自分はどうしたいのか考えます。

 

そして誠司のがんばりに負けないために、自分は物語を書くと決めます。

 

受験そっちのけにして物語に没頭する雫に、家族は心配を募らせますが、雫のお父さんは「やってみなさい」と認めてくれます。

これ、普通はないですね。

何をしているのかわからず、試しと言っているけど試しってなんだかわからない、そんな状態を認めてくれる両親は普通いません。

 

それでも、雫の熱意を押さえつけてもダメだろうと感じてくれた両親です。

もしもこの熱意が、誠司の影響だと知っていたら、大反対したかもしれないですね。

 

余談ですが、私は雫の家族の距離感がとても好きです。ただこんな家族はあんまりいないだろうな、とも思います。

 

告白シーンどう思う?

告白シーンは、実は2回あります。

 

一度目は、海外留学が決まったことを、誠司が雫に伝えるシーンです。

「雫に一番に伝えたかったんだ」と話す誠司は、ついでのように、以前から雫を知っていたこと、図書館で隣に座ったこともあること、雫より先に貸し出しカードに名前を書こうと必死に本を読んだことを伝えます。

 

はっきり言葉にしていないけれど、雫にとっては告白されたと同じです。

そして虹を二人で眺めます。お互いの気持ちが通じ合った、一生心に残る大切なシーンです。

 

私はどちらかと言うと、こちらの告白シーンの方が好きです。

回りのクラスメートを差し置いて、二人の世界を共有している雰囲気がとても好きです。

 

そして誠司はイタリアのクレモーナに出発します。大きな夢を抱いて。

 

取り残された雫は、物語に全力を尽くします。

おじいさんとの約束通り、最初の読者になってもらい、結果を待つのが怖くて、誠司の面影を追いながら待ち続ける雫。

 

おじいさんに、夢を追いなさいと背中を押してもらい、あなたの原石を磨きなさいと言ってもらえて、やっと誠司と対等になれたと実感する雫です。

 

青春っぷり爆発!

ほんとは雫は、そんなことをしなくてもよかったと私は思います。

でも何かしなきゃと思ってしまい、実際にやってしまうところが青春なのですね。

 

次の朝目覚めて窓を開けたら、そこに誠司がいます。ここから青春大爆発。

 

誠司がどこに行きたいのかもわからないまま、誠司と一緒にいるだけで幸せな雫。

雫を乗せて坂を上ると決めている誠司。「お荷物なんていやだ!」と自転車を押す雫。

 

町を眼下に眺められる秘密の場所で、雲海とそこからあがる朝日に見入る二人です。そして「いつか結婚してくれないか」とプロポーズする誠司と、うなずく雫です。

 

思うに、好き=結婚と思うのは、男の子の方が多いのではないでしょうか。

一緒にいたいから結婚、と考えるようです。

特に学生時代は。

女の子は、結婚=家庭生活だと知っています。好きだからすぐ結婚、とはあまり思いません。

 

でも誠司と雫の場合は、もうすぐ長い別れが待っています。

誠司の夢が叶うなら、長い長い長距離恋愛、それも会えるのは年一回がせいぜいでしょう。

そんな二人にとっては「結婚」という言葉を交わすことが、お互いの気持ちの確認であり、将来への約束なのでしょう。

 

まとめ

青春っぷりがとってもヤバい誠司と雫のラブストーリー。でもいろいろ考えると、必要性のある告白シーンのように私は感じます。

この二人が、どんな人生を歩むのか、ずっと見守りたい物語です。