耳をすませばの地球屋のモデルはどこ?ロケ地についても

ジブリ作品、中でも宮崎駿監督の作品は、ロケ地のイメージがくっきりしています。

となりのトトロは狭山丘陵、もののけ姫は屋久島と白神山地、紅の豚はアドリア海、崖の上のポニョは広島県の鞆の浦。

 

「耳をすませば」の舞台は、京王電鉄聖蹟桜ヶ丘周辺だと言われています。

 

「アトリエ地球屋」にもモデルがあるとかないとか、諸説あるようですが、ほんとにアトリエ地球屋があったらぜひ覗いてみたいです。

 

そんな「耳をすませば」の地球屋のモデルや、ロケ地について見ていきましょう。

 

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ロケ地はどこ?

先ほども書きましたが、京王電鉄聖蹟桜ヶ丘周辺と言われています。

スタジオジブリは、公的にはそうだとは言っていませんが、写真で見る限りそっくりな場所がたくさんあります。

 

地元の方々も、ここがロケ地と思っておられるようで、駅前にはロケ地巡りの地図があるそうです。地元の方々の「耳をすませば」愛が、伝わってきますね。

 

まず雫が降りる駅と回りの風景は、聖蹟桜ヶ丘駅周辺によく似ています。

映画の中では「杉之宮駅」となっています。

 

それから雫が図書館に向かう道や、下に見える図書館に降りる階段もそっくりです。

杉原が雫に告白した神社は、金比羅宮のようです。小さな地元の人に愛されている神社だそうです。

 

それから誠司と雫が朝日を眺めた高台は、今は立ち入り禁止になっているとか。確かに危ないですよね。

 

「耳をすませば」は、坂が多いですね。

長い坂を登り、階段を降り、歩いているだけで風景がどんどん変わります。

地元の方々にとっては、見慣れた景色が映画で見れて、たまらないでしょうね。
坂道って、なんかロマンを感じませんか。

坂を登りきると思いがけない風景が広がったり、見えなかったものが見えたりして、どきどきします。坂道を自転車で降りるの好きだったなあ、なんて感傷にふけったりして。

 

聖蹟桜ヶ丘は、誰もが懐かしさを感じる場所なのかもしれません。

 

アトリエ地球屋のモデルは?

聖蹟桜ヶ丘には映画にそっくりな場所がたくさんありますが、中でも印象的なのは、雫がムーンを追いかけて迷い込むロータリーの景色です。

アトリエ地球屋があるはずの場所には、以前は桜ヶ丘邪宗門という喫茶店があり、そのたたずまいがアトリエ地球屋のモデルになったと言われています。

 

桜ヶ丘邪宗門は、2012年にオーナーが亡くなったため閉店し、2015年には更地になってしまったそうです。外側だけでも見てみたかったです。

 

しかし美術監督の黒田稔さんによれば、アトリエ地球屋のモデルは実在しないとのことです。

耳をすませばの舞台は多摩地区とイタリア山岳都市を参考にした架空の街だということです。だから坂が多いのですね。

 

そうすると、「耳をすませば」で参考にしたのは聖蹟桜ヶ丘ということでしょうか。ぜひ一度訪ねてみたいです。

 

余談ですが、ロータリーにあるパン屋さんには、バロンと恋人のルイーズがいるとか。今は二人で仲良く夕陽を眺めているのでしょう。

ジブリ作品の舞台

ジブリ作品を観て感じるのは、丁寧にロケをしてイメージを作り、それを全部架空の場所にしてしまうのがすごい、ということです。

 

私は屋久島が好きで何度か行っているのですが、たまたまジブリのロケ隊が泊まっていた宿に泊まったことがあります。

そこにはロケ隊のお礼の色紙があったのですが、その時思ったのは「ジブリの人達にはこんな風に見えるんだ!」という衝撃でした。

 

その色紙の絵は、私が知っている屋久島とは何かが違っていました。

もののけ姫の森は、確かに屋久島にそっくりで、でも屋久島で探しても見つからないだろうな、と思いました。

 

だから「耳をすませば」の舞台も、モデルは聖蹟桜ヶ丘で、そこに行くと雫やおじいさんに会えそうな気がするけれど、やはりどこにもない世界なのではないかな、と思ったりします。

 

ファンタジーの始まりは、大抵いつもの場所から始まります。

いつもの曲がり角を曲がったらいつもと違う風景が広がっていたり、いつも通る道の横道を入ったら知らない街に出てしまったり。

 

そういえば「耳をすませば」の街並みは、「猫の恩返し」とどこか似ています。

猫の恩返しは、雫が原作を書いたようですから、雫の心の中の風景なのかもしれません。

 

ここではないどこかに憧れる気持ちから始まる物語。ジブリ作品にはそんな憧れがたくさん詰まっています。

まとめ

聖蹟桜ヶ丘。一度訪ねてみたくなりました。でももう随分変わってしまったのでしょうね。

 

「アトリエ地球屋」は、雫と誠司にとっては、始まりの場所であり、心の支えになる場所です。モデルの「アトリエ地球屋」はどこにもないかもしれないけれど、誰もが心の中に秘密の場所を持っています。

 

ジブリ作品を見ると、誰もが優しい気持ちになったり懐かしい思いを感じたりしますね。ジブリの映画は、そんな秘密の場所、心の中の懐かしい風景に出会える場所なのかもしれません。

 

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