リメンバー・ミー悪役デラクルスは何者?死んだ真相とヘクターとの関係について

ディズニーピクサー映画でお決まりのキャラクターといえば、悪役(ヴィランズ)。

2018年3月に上映されたディズニーピクサー長編アニメーションの「リメンバー・ミー」にも悪役デラクルスが登場します。

 

「デラクルスはどんなキャラクターなの?」

「デラクルスの結末が知りたい!」

 

という方に必見です。

今回は、悪役であるデラクルスを紹介します。

 

スポンサーリンク

デラクルスについて

デラクルスはメキシコで知らない人はいないほどの国民的なミュージシャンです。

音楽活動のみならず、映画にも出演し俳優としての活躍も行なっていました。

最期はライブの最中にスタッフがセットの鐘をステージ上に落下させてしまい、頭上に直撃したデラクルスは鐘に押し潰される形で圧死。

デラクルスが亡くなった後も彼の功績はメキシコ中で讃えられ、また、死者の国でもカリスマ的な存在です。

 

主人公のミゲルもデラクルスのようなミュージシャンになりたいと思っており、父親の顔だけが切り離されている家族写真から「自分の高祖父はデラクルスだから自分にはこんなに音楽の才能がある」と思っています。

死者の国で自分のことを高祖父だと思っているミゲルには、自分のモットーである「チャンスは掴め!」という言葉を送り、ミゲルの夢を後押しするシーンも。

 

しかし、デラクルスはミゲルが思っているような人ではなかったのです。

デラクルスが今まで行っていたのはすべて嘘であり、ミゲルの高祖父でもなければヘクターを毒殺した犯人。

本作の悪役(ヴィランズ)でした。

 

最後は死んだの?

ディズニーピクサー映画では、悪役は懲らしめられるのが定番の終わり方ですよね。

デラクルスもすでに死んでいながらちゃんと懲らしめられます。

その最後というのが、ミゲルとヘクターが洞窟に投げ落とされた際に、リヴェラ一族がデラクルスの悪事がカメラで撮っており、死者の国でバラされます。

その結果、非難を浴びたデラクルスは生前の最期と同じく巨大な鐘の下敷きとなります。

 

デラクルスの悪事がバレたのは死者の国だけではなく、生者の国にも知れ渡ります。

ミゲルの祖母であるココが持っていたヘクターに関する資料が決め手となり、デラクルスの悪事が生者の国でも広まります。

元々はヘクターの使用していたギターはミゲルの実家に返され、デラクルスのお墓は封鎖。

メキシコに建てられていたデラクルスの銅像には「Remember me」の反対の意味である「Forget you」と書かれた看板が付けられることに。

死者の国では、死者が生者の国の人の記憶から忘れ去られてしまうと徐々に弱体化が進み、「二度目の死」という名の消滅に向かうと言われています。

デラクルスの銅像に付けられた看板は、「忘れてやる」の意味が込められているので、まさに将来「二度目の死」を迎えることを暗示しているのです。

 

少し残酷な最期だと感じてしまいますが、ディズニーピクサーらしく誰もが納得する終わり方になっています。

 

ヘクターとの関係は?

ヘクターはデラクルスとの関係を師弟関係と言っていますが、この2人は昔コンビで音楽活動を行なっていました。

作詞作曲はヘクターがすべて担当し、デラクルスは何もせずヘクターに依存していたのです。

 

2人でミュージシャンを目指す中、ヘクターは置いてきた家族への罪悪感で故郷に帰ることをデラクルスは反対しますが、意思の変わらないヘクターと最後に酒を飲み交わすことを提案。

 

了承したヘクターの酒にあらかじめ毒を入れ、苦しむヘクターに「チョリソーに当たったんじゃないか?」と嘘を吹き込み殺害します。

ヘクターが亡くなったことを確認したデラクルスは、ヘクターが持っていた楽譜、スーツケース、ギターを盗み、ヘクターが作った曲でソロ活動を始め、一気に国民的ミュージシャンの座まで登りつめました。

 

また、ヘクターを毒殺したことを自分のことのようにすり替え、自らが主演をする形で映画化までしてしまいます。

ここで思い出してほしいのが、デラクルスのモットーである「チャンスを掴め」です。

一見なんの変哲も無い言葉ではありますが、デラクルスの行動からこの言葉には「夢を叶えるなら手段と犠牲は選ぶな」という意味が含まれています。

 

作詞作曲はすべてヘクターが行ない、デラクルスはそれに依存していたため、コンビ解消となるとデラクルスは何もできずにミュージシャンを諦める選択肢しか残らなくなってしまいます。

しかし、デラクルスの有名なミュージシャンになりたいという夢から、たとえヘクターを殺害して曲を盗む行為は、デラクルスからすると「チャンスを掴んだ」という認識になるのです。

作中では「チャンスを掴め」の意味についてあまり深く表現されていません。

一度この言葉の意味を頭の片隅に置きながら、再度リメンバー・ミーを観てみてください。

 

まとめ

リメンバー・ミーの悪役デラクルスについて紹介してきましたが、いかがでしたか?

見始めると、国民的ミュージシャンでミゲルの夢を後押ししていたデラクルスが、まさか悪役だったなんて想像がつかない展開ばかりです。

悪役でありながら生前のデラクルスは、ヘクターに憧れや劣等感を抱いていたのだなと感じます。

この記事を読んで悪役デラクルスのことをもっと知りたいと思った方は、是非一度リメンバー・ミーを観てみてください。