トレースで重要な役を担当している千原ジュニアさん。
そんな彼の役について賛否両論出ています。
今回は千原ジュニアさんの演技について見ていきたいと思います。
1 トレース千原ジュニアは演技下手?
トレースに最重要人物として起用されたのが千原ジュニアさんですが、一体演技自体はどうなのか少し調べてみました。
まだこれといって演技という演技は作品の中でも出ていませんが、表情や不気味さなどをサイレントで伝えるという難しい演技をしています。
話術が得意な千原ジュニアさんから話すのを取るなんて監督も脚本家も意地悪ですね。
それでも、千原ジュニアさんは不気味さや闇感をかなり伝えられていると思います。
これからの話すトーンなど話していなかったからこそ期待されていると思うので難しいと思いますが期待して待っていたいと思います。
世間の声でも賛否両論です。
原作を知っている人からすれば壇という役がトレースには最重要人物なのになぜ千原ジュニアさんなのかと思って落胆するかたもいれば、壇が千原ジュニアでかなり笑ったと面白がってくれる人もいるので本当に様々です。
私は原作を知らないので壇がどんな人物かもわからなかったですが確かに他の役者さんにもっとふさわしい人はたくさんいるのではないかなと感じました。
そこを敢えてキャスティングしたのには監督や脚本家の意図があるのかなと思いました。
今後、壇がもっと登場してくることでこのトレースの世界観がまた一気に変化すると思いますがそれがどうなっていくのか考えながら楽しみながら観たいと思います。
2 もし選ぶんだったら誰?
千原ジュニアさんもかなりいい演技をしていると思いますがやはりまだまだ役者には勝てないです。
もっとふさわしい人がいるのではないかなと思い考えてみました。
最初に思い浮かんだのが同業者で役者経験が多い板尾創路さんですが、年齢的に少し無理があるのかもしれません。
佐藤二朗さんだとコミカル感がどうしても強くなるので、この不気味さと年齢を合わせると結構難しいですね。
以下の人が当てはまるのではないかなと考えました。
甲本雅裕さん・生瀬勝久さん・田中哲司さん・安田顕さん・大倉孝二さんなどなどです。
でも一番理想なのは井浦新さんか滝藤賢一さんかなと思います。
どちらも奇妙な演技が得意だと把握しています。
井浦新さんは寡黙で顔の表情がとても得意です。
滝藤賢一さんはコミカルさも少しありますがシリアスな雰囲気や狂っているような狂気さを出せますので適役かなと思いました。
ただ、キャスティングするのって本当に難しいです。
今回、考えてみましたがまだしっくりきません。
原作を読んで世界観を理解してキャスティングしないとドラマは大失敗するなと感じました。
キャスティングは有名俳優だけを使えばいいわけではなくそのドラマの世界観に合わせて考えないといけないということ学べました。
3 ドラマに出たことあるの?
そもそも千原ジュニアさんはドラマや映画に出たことがあるのかを調べてみました。
1997年の『岸和田少年愚連隊』で映画デビューを果たし、それから数多くの映画やドラマに出ています。
ただ、すべて少し不気味な役や怖めな役が多いです。
やはり昔ジャックナイフと呼ばれるだけの男ですね。
千原ジュニアさんといえばやはり『新・ミナミの帝王』の萬田銀次郎役が印象に残っています。
もう20作品ほど演じていて、ドラマと言えば萬田銀次郎と思ってしまうくらいはまり役でした。
『ミナミの帝王』といえば竹内力さんのど迫力な演技で人気を博していましたが、『新・ミナミの帝王』も千原ジュニアさんが才能といえるばかりの不気味さを上手く演じていて怖さの『ミナミの帝王』のイメージを変えました。
その他にNHK連続テレビ小説『ほんまもん』やTBS系列日曜劇場『ぼくの妹』など。最近ではドラマに出ていなかったので今回の起用は本当に驚きばかりです。
芸人の魂の演技を御覧ください。