トレースは面白いそれともつまらない?筆者の意見を述べてみる

 第7話まで終わり、そろそろ最終回に近づいてきたところで1話から振り返り、トレースというドラマはそもそも面白いのかつまらないのかを私なりの見解を交えて考えてみました。

 

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トレースは面白い?つまらない?

 トレースの第1話を覚えている人はいるでしょうか。

あの父親からDVを受けていた娘です。

結末は本当に悲しく虚しかったのが今でも覚えています。トレースの結末はかなり考えさせられる上にとても切ない傾向にあります。

2話では、娘のために交通事故で運ばれてきた女性を殺してしまい、そのまま移植を選んだ名医や両親の仲を良くするために娘が自殺の練習をした際に起きた悲劇など他のドラマではあまり取り上げないような切ない結末がたくさんありました。

 

物語の最後はいつも私もかなり落ち込む気持ちで観ていました。

科捜研という単なる刑事の足で稼いだ捜査ではないためその差別化として悲しい結末というのを演出しているとは思いますがそれにしても最後にいつも悲しい気持ちになるのは観ていて嫌でした。

最後に被害者の遺族などに優しい言葉を投げかける真野でしたが、その言葉だけじゃこの悲しい気持ちは拭えませんでした。

 

しかし、6話からすべてが変わりました。

6話で真野の家族が殺された事件と関係する人物が殺されたのです。そこから、物語は25年前の方に動き出しました。真野は兄を信じて別に犯人がいると思っています。

このまま真野の過去が動き出すかと思うと、7話ではほとんどが触れられていませんでした。

ドラマのいつものやり方なのですが、あくまで前回はスパイス程度で7話、8話あたりで視聴者に犯人を予測させるための演出だと思われます。

案の定ネットでは6話が終わってから新犯人探しが行われていて、数多くの記事も出回っています。予告からして8話もまだ25年前の事件が動くとは思えないので9,10話から一気に畳み掛けていくと思います。

振り返りと考察はこれくらいにしてトレース自体がドラマとして面白いのかを考えていきます。

 

 

トレースのドラマの主演は錦戸亮さんで新人研究員を新木優子さんがキャスティングされています。

新木優子さんと言えば前クールも月9に出ていて2018年ブレイク女優としても有名になりました。

そんな彼女をキャスティングしたいのは大当たりでした。

新木優子さんは男性にも女性にも指示されていて、嫌味を感じない演技ができますので視聴者が離れにくいです。

一度ベテラン刑事役の船越英一郎さんの演技が2時間サスペンスにしか思えないというのでネットが批判していましたが、最近では船越さんも静かになったと思います。

おそらく監督と演出で少し抑えめで行ったのでしょう。役者としてなら新人もかなり起用しています。新木優子さんの妹役の山谷花純さんや同じ科捜研メンバーの岡崎紗絵さんなど若手美人が揃っています。

科捜研という一見暗そうなイメージを持たれがちなところに新木優子さんや岡崎紗絵さんをキャスティングすることで明るさが強調できます。

それもトレースのいいところではないでしょうか。

 

 

 長々と書いてきましたが結論は、私的にトレースは面白いと思います。

いろいろ考えさせられる点や悲しかったのはありますが、脚本や事件の結末までのプロセスがかなり秀逸な印象があります。

 

例えば今回の7話でも、なぜ女性が消えたのかずっと疑問でした。

でも消えた理由は最後に明かされました。その前に事件を起こしていて、やましい気持ちがあったからなのです。

彼女にも警察に会うわけにはいかなかったということです。

ネットではかなり都合がいい話というのも言われていますがドラマは都合良く書かないと完成しません。むしろ都合が良くないと事件は解決しないのです。

ただ、その都合いいのをどう表現してどうたどり着くのかが大事だと思います。

私は今回のたどり着き方はパーフェクトだと思います。

確かに、ノンナが香水の匂いを覚えていたのは無理がありますがパスケースからもその匂いがしたと言えばまだ無理ではないかなとも考えられます。

 

ドラマというものは出されたテーマから自分の想像力を使い、頭を柔らかくして世界観に溶け込むほうが楽しく観られると思います。

トレースはその世界観に飛び込みやすいです。今みなさんが結末を予想しているということもその世界観に飛び込もうとしている証拠です。

トレースを最後まで観る前に、一度予想しながら観てください。ドラマの観方が変わりとても新鮮な気分になります。